表裏一体
なかなか時間がとれない~^_^;
奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの時間ですってか。
さてハンターハンターは再び休載に入ってしまいましたが幽白最高!(いきなり)
幽白キャラを愛する自分としましては心ゆくまで語りたいわけではありますが、今回は左京、鴉、樹、神谷あたりの変態キャラについて。
いやね、樹のヤバさは思い返せば返すほど相当なものだったんだなーと。
意味不明な奴とか頭のおかしな奴を見ると「ああこいつ樹みてーな奴だな」って思うことにしてます。とりあえず。
始めこそは仙水一味の中ではまともな方かな?と思わせといて
「相棒が傷ついて絶望していく様がね~もう快感なんだよね^^」発言。
しかしドン引きするのははまだ早い。
「しのぶ~お前さあ、病気で苦しんでたとき一度もそんな素振り見せなかったよね?俺はそれが悔しかったんだよ~。お前がもっと苦しむ様が見たかったんだよ!!お前のすべてが壊れていくところを見たかったんだよ!!プンプン」
死闘を終え安らかに眠る仙水を抱きしめながらこう語りかけます。
今それ言うのかよ!死体にまだ鞭打つかお前は。
もう仙水がおかしくなったのはコイツが元凶としか思えませんな。
追記
ちなみにもし仙水が生きていたとすれば、この樹の発言には苦笑いしてたかもしれませんね。
なぜ病に苦しむ姿を樹に見せないようにしていたのだろうか?
ただの強がりだったのかそれとも、今まで樹に弱い姿を散々さらけ出していた仙水だけれども、ここにきて反抗期といいますか、樹に対するちょっとしたイジワル心だったんでしょうか。
樹が強く望んでたからこそ敢えて見せないようにしていた。
仙水は魔界で死のうと考えていたことといい、樹と添い遂げる(オイ)よりはいずれ樹から離れたいと思っていたのでしょうか。
まあ誰でもあんな奴からは逃げ出したくなりますよね。笑
さて上記4名の共通点は「バックグラウンド不明だが相当なクレイジー」ということなんですが、彼らは破滅とか破壊衝動とかそういったものを非常によく好むんですね。まあ人間に対する恨み、壮絶な過去、性癖…様々な事情はあるのかもしれませんがそこはあえて描写はされてないわけで。よって彼らを根っからの変態と総称させてもらいますが、まあハタから見たら理解できませんよね?
だけともだっけっど理解できちゃうんだなこれが。
世界征服、皆殺しは極論として、誰しもそんな願望があるわけで。
小さいことでは学校なくなっちゃえばいいとか、ムカつくあいつ死ねばいいとか。
1ミリでも思った時点でそれは立派な破滅願望です。
しかしそれは決して悪いことではないんです。逆に健全。
今日も一日世界中の人間が幸せでありますように♪なんて24時間考えていられます?
いられませんよね。
他人なんてどうでもいい。自分の邪魔する奴は消えればいい。
思うことは自由。しかし行動は起こさない。それが普通なんです。
じゃあ変態の彼らは?起こしちゃうんですよね。
理由は?わからない。
正義に反する?正義ってなに?
正義が正しいって誰が決めたの?
正義ってのは勝手な倫理感と洗脳によって塗り固められたもんでしょ?
誰にでもやさぐれた時期があるように、正義感強い時期だってありますよね。
親のため、友人のため、評価されたくて、名声が欲しくて…理由は様々ですが。
誰かを幸せにしたい、役に立ちたい。そんな時期が。
でもその正義によって犠牲になる人もいる。
誰かの幸せは誰かの犠牲の上に成り立っている。
白か黒かは表裏一体。
世間は常に諸行無常で、決まったことなんて実はなに一つない。
正義ってなんだろ、もう何が本当なのよって話ですが。
これです。赤ん坊のもつ無邪気な好奇心。
「これどうなってんの?壊したらどうなんの?おお、すげー」
この「すげー」で本人はいたく感動するらしいんですね。
そしてまたその「すげー」を感じたくていろんなことをやらかします。
こぼれる水、バラバラになるおもちゃ、引きちぎった紙、目に見えるものすべてが好奇心をくすぐるもの。
もうそこには正義とか悪とか、倫理とか打算とか交じりっ気が一切ない純粋な気持ち。怖いくらいにまっすぐで真っ白です。
なんというか、ただただ無邪気なんですよね。後のこととか他人の気持ちなんてどうでもよくて。
変態キャラ達は大人になってもなお、この無邪気な好奇心に忠実に生きてるんじゃないかと。
って2名ほどお亡くなりになってますが…
無邪気って恐ろしいものですね。
でも誰しも一時はそんなときがありますからね。
樹の(弱ってく)仙水に対する執着、鴉の美しいものを殺す感動、左京の魔界の穴を空けたくなる気持ち、神谷の人間界めちゃくちゃにしたくなる衝動、皆理解できなくもなくもない!?(どっちや)
その無邪気さはかわいらしくもありますが度を越えれば立派な狂気です。
そんなクレイジーな奴らが近くにいたら迷惑この上ないことには変わりませんね!
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似たようなことしか書いてませんが^_^;
7/16またまた追記
樹たちの変態パワーは赤ん坊の好奇心に由来してると言いましたけど、この場合、どちらかというと赤ん坊よりも幼児のそれの方が近いのかもしれませんね。赤ん坊の好奇心はまっさらな無ですが、幼児~小学生低学年の子供はそこに悪意がプラスされます。「ちょっと困らせてやろう」と、相手を傷つけたりののしったり、わざと叱られるようなことをする。自分が気に入らないことがあれば他の子をあからさまに疎外する。要はいじめ。これも幼児ならではの悪意に満ちた好奇心ですね。
人間でもなんでも、生きてるものを虐げることに興味持っちゃうんですよね~チビッコは。
自分の話になりますが、小学生高学年になるまでよく虫を虐殺してましてね(汗)。
アリの大群に思い切り飛び込んでどれだけ踏めたかとか、蟻の巣に水やら何やら突っ込んだりして。
その好奇心がもっとエスカレートすると、対象が大きめの虫やカエル、哺乳類(動物の赤ちゃん)になったりするんでしょうね。
死/体にも興味があったな(もちろん人間にあらず)。どんなガキだったんだよ一体。笑
死ぬことにすごく興味はありましたね(自/殺願望にあらず)。どんな風に死ぬのかな?痛いのかな?そこには恐怖とか好奇心とかいろいろ入り混じってました。
触れちゃいけないタブーのような気がして。でもだからこそ打ち破りたくなるというか。
あるときかたつむりを見つけたので、思わず掴んで地面に叩きつけたんですよ。かなり勢いつけて。
そしたら…もう殻がグシャーで中身ビチャーと悲惨なことになりまして。
想像力なんか欠片もなかったので、その衝撃といったら…今でも覚えてるくらいです。
申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたね。
亡骸を土に埋めて小さな墓をつくり、その後何回か墓参りしました。だったら最初からやるなって話ですけど…
自分の中で、そこからパタリと虐殺が終わりました。
変態キャラたちはそのリミッターが効かないまま此処まで来てしまったんじゃなかろうかと思うんですよ。
自分ももしかしたらそこで反省しなければ、今もなにかを虐げていたのかもしれません。
悲しむ人を見てほくそ笑んでたかもしれない。人の造り上げてきたものを破壊してしまうかもしれない。名誉、人格、果てはその人の人生さえも。
幼き日の好奇心も留まることを知らないと後々大変なことになってしまうのかもしれませんね。
変態キャラ達の過去は描かれてないので妄想やりたい放題です。笑
だらだら長々とすみません^_^;